コープあいち環境政策2030
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7多様なライフスタイルに合せた商品や情報の提供方法利用する際に商品選択の目安となる情報を提供します。商品の利用・調理・保管・破棄など、くらしのさまざまな場面で役立つ情報を提供します。6115商品利用を通して、その商品の原料産地の森・川・海の環境を守り育てる取り組みをすすめる、水産資源を守っていきます。コープの組合員・役職員が産地での植樹体験や交流を通して、食糧(水産資源)と自然環境の大切さについて、学び、考え、この取り組みを広げていく場としています。商品特徴、量目、活用方法、栄養成分、組合員の声、賞味・消費期限、産地、アレルゲン、調理レシピ、産地動画、プラスチック削減商品など漁獲して商品になる豊かな海で元気に育つ魚介が購入1点につき1円支援栄養豊富な水が川から海へ木を植えて森が豊かにコープの森づくり~植えて、育てて、恵みをうける~商品利用1点1円が、大きな力(植樹活動資金)となりますコープの森づくり商品の提供方法の多様化北海道野付のお魚を増やす植樹活動水産物の漁獲量減少の危機感を持った北海道漁業協同組合女性部連絡協議会が「100年かけて100年前の自然の浜を」をスローガンに、1988年から植樹をすすめてきました。この取り組みに賛同し、2013年に、コープぎふ・コープあいち・コープみえ・東海コープ・野付漁協・北海道漁連との間で「コープの森 北海道野付のお魚を増やす植樹活動協議会」を設立しました。北海道別海町にて、白樺・イヌエンジュ等の植樹をすすめています。沖縄県恩納村の里海づくり(さんご再生活動)手つかずの自然な海を保存するのではなく、人が積極的にサンゴの保護・再生等に関わることで、守り続けられた豊かな海のことを「里海」と呼びます。沖縄のサンゴ礁は、生物多様性の面でも水産資源管理の面でも生態系の要となっており、「里海づくり」は安定的な漁業活動を支える上で大切な取り組みとなっています。この取り組みに賛同し、2010年よりサンゴの再生・植え付け活動に参加、2013年コープぎふ・コープあいち・コープみえ・東海コープ・恩納村漁協・井ゲタ竹内・恩納村との間で「コープの森 沖縄恩納村の里海づくり協議会」を設立し、サンゴの植え付け活動による里海づくり活動を毎年すすめています。インドネシア・タラカン島のマングローブ植樹活動マングローブは、熱帯・亜熱帯の海岸線や河口に繁殖する植物の総称です。現地のえび加工会社であるMMA社が、2006年からマングローブの植樹活動をはじめました。2009年よりコープぎふ・コープあいち・コープみえ・東海コープも、丸千水産、ニチレイフレッシュ、現地のみなさんと一緒に植樹活動と交流をすすめ、2010年よりマングローブの植樹活動資金の取り組みをはじめました。マングローブは、現地で苗から育成され、大きく成長した樹木は、二酸化炭素を吸収し、酸素を生成し、多用な生き物の生態系をつくり、産地の自然環境保全に貢献しています。

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