2022年 コープあいち通信7月号
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33●文字だけのかんたん注文ができるだけでなく、ボランティアや他の障がい者の意見も聴きながらすすめてほしいです。回答 雑貨の商品情報不足について、スピードを上げて登録の仕組みと運用を改善し、情報提供を増やしていきます。22年度は状況を見ながら利用者交流会の開催を検討します。●理事候補者の選任方法について、説明を求めます。組合員活動が活発になるガイドラインを分かりやすく作成していただけませんか。回答 2021年11月から5回にわたり委員会で協議を重ね、決定できる過半数の委員の合意が得られず1人の選出結果になりました。副理事長はじめ常勤理事、執行役員、ブロック長がサポートします。参加と運営の仕組みの見直しについては、これまでの経過や考え方などは議案書全体に掲載をしています。2023年度より地域と理事会をつなぐ場として「ブロック協議会」を設置する予定です。●立候補者に対する定数について、組合員の組織の選挙でSDGsに反していないか。回答 担い手の固定化などの課題もあり公告で募集する方法に19年度から変更をしました。協議では、出席の委員(組合員委員3人)の総意で推薦すべき候補者を決定することを確認してすすめました。推薦委員の規約と区域別推薦委員公募も含めた理事選出全体のプロセスを見直していきます。●愛知県ユニセフ協会設立に向けて愛知県には設立されず残念な思いをしてきましたが、コープあいちが推進役として働きかけ、今後地域に広がっていくことを願っています。回答 設立に向けて7月には準備委員会を立ち上げ、準備がすすみつつあります。みなさんへの報告会も計画しています。22年度中には設立ができるようにすすめていきます。今後さまざまな方とつなぎあって、愛知県のユニセフ活動の輪を広げていきましょう。●コープあいちの今後の活動について期待していますと意見をいただきました。回答 SDGsがめざすものは、協同組合の理念と重なり合っています。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」を大切に、安心してくらせる社会の実現に向けて、事業と活動を通しみなさんと一緒に取り組みをすすめていきましょう。総代については、継続して担っていただく一方、幅広い世代により多くの方へ適切に交代しながら事業や活動を知っていただきたいと考えています。実参加が難しい場合やWeb環境に不慣れな方は相談いただければ、端末の貸出しや使用方法について対応いたします。●役員選任、役員報酬についてご意見をいただきました。回答 2020年第11回通常総代会での役員選任議案に誤りの件について、あらためてお詫びします。監督官庁へ事実を報告し行政指導はありませんでしたが、生協法と定款に抵触する可能性がある事案とし、書面と議案検討会で報告いたしました。さまざまな厳しい意見をいただく中、真摯に受け止め再発防止に向けた取り組みに努めていきます。理事報酬については、外部の有識者も含めた役員報酬検討委員会での検討を踏まえてその答申を尊重しました。組合員理事の働き方について、学習の場を増やしていくこと、理事活動を紹介する機会を増やすことで報酬への納得につながるようにしていきます。2022年度は、組合員の参加をひろげる新しい取り組みを始める大切な準備期間になります。振り返りを行いながら、よりよい形になるよう共に歩みをすすめましょう。●宅配事業についてご意見をいただきました。回答 未加入の方や利用再開の方の即利用要望については、引き続き、より利用しやすい仕組みへの改善を検討していきます。カタログ配布については、近い将来「選択制」が導入できるよう、検討・準備をすすめています。カタログを見ることで生産者・メーカーの思いが伝わることや、新しい情報発見や新規商品との出会いもあるため、今後はSNSを利用した新たな情報発信の手段を検討していきます。欠品については、天候や海外情勢により商品確保が難しくなるなどの影響があります。引き続き商品調達をすすめると共に、生産現場の状況を正しく伝え、理解いただけるよう努めます。●組合員参加と運営のしくみの見直しについてご意見をいただきました。回答 20年度第1回ブロック連絡会で誤解を与えてしまうような表現をしたことは、改めてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。「参加と運営のしくみ」見直しについては、多様化するくらしの中で参加を広げていくことで意見をお聞きし、提案をさせていただいています。身近な地域で誰もが参加でき、10年後も組合員活動が続くように、柱1、柱2、柱3の組合員活動が広がるように、今後もみなさんとともにすすめていきます。23年度から新しいしくみがスタートしますが、この変更以降見直しをしないというわけでなく、よりよくなるよう組合員の声を聞きながら改善していきます。●店舗事業と店舗における組合員活動についてご意見をいただきました。回答 組合員活動に支えられて商品普及をすすめてきた店舗は、コロナ禍で活動できていないことが来店組合員数減少の要因の一つだと思われます。今後は店舗の商品モニターも計画しています。コロナ後を見据えた、地域の特色を生かした魅力ある個店ごとのお店づくりを組合員・虹の会のみなさんと一緒に検討できる場をつくっていきます。●福祉事業において、サービス向上と見直し、認知症サポーター養成講座についてご意見をいただきました。回答 認知症サポーター養成講座や生協10の基本ケアや介護については、学習会の開催を計画します。福祉と医療との連携については、今後、求められる重要な課題になっており、今年度は「医療の理解」を新たなテーマに設定し、居宅介護支援事業所を中心にさらなる医療との連携強化をすすめています。●牛乳パックリサイクルについてご意見をいただきました。回答 紙パックリサイクルマークは、アルミ不使用であること、パックを開いて洗浄・乾燥が条件となります。小さな紙パックやアルミ使用のパックを回収可能にした場合、店頭での回収は未洗浄のパックやアルミ使用のパックが混入する可能性があり、一部でも入った場合の選別作業が大変になるか、廃棄することになります。アルミ使用の紙パックのリサイクルは物流上の課題もあります。今後は、回収業者や回収方法の課題を整理し、品質の高いリサイクルが推進できるよう調査検討をすすめる予定です。●未収金回収と組合員の除名についてご意見をいただきました。回答 除名対象者を増やさないようにするため、代金未払いを抑えることを重視しています。加入時の利用・支払についての確認。1回目の再請求での未払いにおいての注文の停止。2回の督促での未払いにおいての督促状送付・電話掛け・個別訪問による請求。これらの経過を経て3年間一切の支払いがない方を除名対象者としています。生協で働くことで返済を求めることについては、さまざまな課題が発生するため、制度として制定することはできません。●「願いをカタチに」についてご意見をいただきました。回答 商品活動に関しては、今後も「あいちを食べよう日本の食をたいせつに」をテーマに、地元の商品の積極的な取り扱いをすすめていきます。店舗のリアルタイムでのLINE配信は、今後も店舗ごとに工夫し、食品ロス削減はポップを提示するなど、SDGsにかかわる課題について積極的に取り組みます。e-フレンズ機能の改善や商品カタログの配布の案内など、職員が「私が生協の窓口です」と自信を持って対応できるようにしていきます。■議案への意見と理事会からの回答会場発言 4名書面発言 21名都築慶子さん牧原よし子さん津田昭子さん山中栄三さん

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