2022年 コープあいち通信10月号
5/6

ガッテンしていただけましたでしょうか。次回は「モーニングコープ」です。5商品をセットする際の工夫や、大切にしていることは何ですか?雑貨は、食品と比べると商品の注文頻度が高くないため、作業者は1人で2本分の棚を担当します。しかし、担当範囲が広くなるため、無駄な動きがないように立つ位置を決めて作業しています。また、ピッキング作業は連動しているので、次の人が入れやすいように商品を入れるルールを決めています。例えば、コンテナの上流側から入れる、ペットボトルは横に寝かせる、お菓子の上に重い商品がのらないようにするなどです。個人別のピッキングが終了すると、宅配センターへの配送の前に発送の物量を減らすために、コンテナに詰め替える「寄せ」(※)を行っています。雑貨は商品によってサイズが大きく異なるため、商品を箱ごと棚に並べようとしても収まらない場合があり、苦労しています。そのため、自分たちで箱のサイズなどを工夫して作業をしやすくしています。ピッキング作業は、慣れてくると自己流になってしまうので、朝礼や夕礼で基本通りの作業をするように確認しています。Q.2A.2ピッキング作業をミスなく早くするために、立ち位置や入れ方にルールがあります。センター長(東海コープ事業連合)谷たにもと本 晋しんじ二リサイクルの出し方詳しくはこちら2本の棚のうち、上流に低頻度商品、下流に高頻度商品を配置し、作業者は担当範囲全体がよく見えるように下流に立って作業することで歩行数を減らしています。サイズが大きい商品は作業棚に収まる箱に入れ替えます(※)「寄せ」って何?作業者は2本の棚を担当組合員1人分の注文品は1つのコンテナに入れていきますが、宅配センターに効率よく運ぶために、数人の商品を1つのコンテナに「寄せ(詰め替え)」ます。「寄せ」をすることで約13,000箱が約8,500箱にまで減り、一度にたくさんの商品を運ぶことができます。3人一組でテンポよく袋の口の閉じ方◀◀黄色のコンテナに入っている個人別の商品を、数人分ずつ青色の大きなコンテナに詰め替えます。商品は袋に入っていて封がしてあるので、何が入っているか分かりません。作業者が商品を取り出したときに瞬時に判断し、他の商品と一緒に入れるのか、新しいコンテナに入れるのかを決めます。「寄せ」をする際、サイズの小さな雑貨がこぼれ落ちるのを防ぐため、袋の口を閉じています。袋を下からの風で持ち上げ、作業者が袋の口を合わせた状態で専用の圧着機械に通して封をします。商品のサイズがふぞろいのため、機械に通らない袋は口を手縛りしてお届けすることもあります。●白い保冷箱の扱いはていねいにみなさんから回収した保冷箱はセットセンターに戻り、汚れの確認、金属探知機、消毒、点検を経て再利用されます。劣化や破損により使えなくなったものは、圧縮してリサイクルしていますが、一方で、新たに年間80万個購入しています。少しでも長く使用できるように、ていねいに扱ってください。4つのセットセンターからのお願い今後に向けて物流資材の高騰を受けて、袋を薄くした場合に強度が不足しないかのテストをしています。薄くすることでプラスチックの削減にもつながります。●リサイクルにご協力ください商品が入っていた袋、たまごパック、牛乳パック、商品案内やチラシはリサイクルしています。折りたたみコンテナに入れて出してください。1人が担当する範囲高頻度の商品下流上流低頻度の商品布団収納袋はオムツの箱に入れています商品を取り出す人、受け取る人が声を掛け合って作業します

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る