3豊川海軍工廠の跡地。一部は平和公園として歴史を学び平和について考える場となっている祖父は豊川海軍工廠※の空襲を経験しており、何度か話を聞きたいと頼みましたが、「話して伝わるような簡単なものではない」と一度も話してはくれませんでした。余命3カ月と宣告されても、海軍工廠関係の会報の発送準備をしていたので、強い思いがあることを感じました。嫁ぎ先の叔母も海軍工廠で戦死しており、慰霊祭などで遺族会の会長さんの話を聞く機会がありました。突然家族や親友を奪われることがどれほど辛かったか、胸が締め付けられる思いとともに、未来の子どもたちのためにも、戦争のない平和な国にしていかなければと強く思いました。※工廠:軍隊直属の工場のことこうしょう「平和アーカイブ」サイト平和メッセージ投稿、組合員からの平和のぬり絵・川柳紹介はこちらから6月8日(日)ピースアクションin若宮広場平和の取り組みをWebサイトで紹介。被爆・戦争体験証言動画や資料の他にも、核兵器に関する署名の受け付けや平和のぬり絵・川柳の紹介、自分の思いを届けるコーナーもあります。被爆者の平和への訴えや、ウクライナの被爆した子どもたちの生きたいという思いを受け取り、希望を持って安全にくらすことができる世界を求める行動をします。長年活動しているウクライナ支援のなかで、譲り受けた子どもたちの絵を展示することで、絵を見た人たちが、非核・非戦が自分の問題として考えられるようになってほしい。そんな平和への活動をすすめるコープあいちを誇りに思える組合員でありたい。核兵器廃絶と世界平和の実現をめざし、次世代へ継承する取り組みのひとつとして、日本全国をつなぐ活動に参加しています。 →今年の行進は10ページで報告2月1日、被団協※の歓迎集会に参加しました。その折の資料で、「主権者としてできること!」を知りました。初級者として「ニュースを読む」「ビラを受け取る」「署名に応じる」「学習会に参加する」「電車やバスなどで宣伝ツールを読む」。私にもできることです。まずは、一歩から!!こういう活動を、地道に続けていられるコープあいちが大好きです。※被団協:日本原水爆被害者団体協議会コープあいち 平和宣言\詳しくはこちらから/生協が大切にしてきたスローガン「平和とよりよい生活のために」。ともに平和を考える社会になることを願っています。平和行進平和宣言を作成するにあたり、組合員のみなさんにメッセージを募集しました。みなさんからの思いをもとに作成した平和宣言は、第16回通常総代会で採択されました。希望を持って安全にくらすことができる世界を[杉浦展子]未来の子どもたちのために戦争のない平和な国に[ポトス]できることから始める一歩[名東区 民子]コープあいちの平和への思いコープあいちでは、平和の取り組みをすすめ、みんなが身近なくらしの中で結びつきながら
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