みそ玉麹の出来上がり!天然醸造 八丁味噌2豆みそmini知識豆みその標準的な塩分濃度は10.5%意外にも、他のみそより低い!※八丁みそは、豆みその内、国が定めた基準を満たしたものこうじ1日目3日目大豆を選別・洗浄し、水に漬けて水分を含ませた後、蒸し器で蒸し上げます。それを小さく固めて「みそ玉」を作り、麹菌を付けて室(むろ)の中へ。室温35℃、湿度80%で3日間かけて麹を育てます。麴菌を付けた「みそ玉」●取材協力[のだみそ株式会社]創業は1928年。貴重なみそ蔵で、昔ながらの天然醸造にこだわり、組合員とともに開発した「CO・OP豆みそ」が誕生。木造のみそ蔵は、旧日本海軍の桝塚飛行場にあった格納庫や兵舎を再利用したもの。みそ玉を砕いて、塩と水を混ぜ合わせ、ショベルカーと人の手で木桶に詰めます。小倉さん(東郷町)「蔵元 桝塚味噌」の名前で親しまれています愛知県には多くの食品メーカーがあり、コープあいちではこだわりの商品をお届けしています。その生産現場を広報モニターが訪れ、作り手の思いや商品の魅力に触れていきます。今回は、コープあいちのWebサイトのトップ動画にも登場する、みそ製造の老舗「のだみそ」です。[2025年8月22日訪問]野村さん(日進市)3日間でこんなに変化するんですね!仕上げの石積みの重石は、1個約10kg。手作業で300〜400個も積み上げます。勤務先の保育園で、のだみそのおみそを使っています。園児たちはみそだれの五平餅が大好物です。これからもたくさん利用することで、天然醸造みその伝統を守りたいです。ここから見ると、石積み作業の大変さが、よく分かります。巨大な木桶がズラリと並ぶ蔵の中では、オルゴール音が流れていて、いい雰囲気。木桶の中で1年半以上かけてゆっくり熟成。四季の寒暖を経験することで、ツンとした塩辛さが取れた、甘味的な底味が生まれます。みそ蔵の雰囲気がすてきで、「育てている」という言葉を実感。試食したおみその味に、社員の方々の温かな人柄が表れていますね。天然醸造のおみそをブームにしたいです。みそ玉麹作り仕込み熟成現場見学と生産者の話を聞いて広報モニターと魅力発見!あいち生産現場レポ
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