どこにも負けないおいしくて安全・安心なれんこんを4株式会社山三レンコン・愛知県愛西市File/58ほじょう※1 東海コープ事業連合。コープあいちを含め東海三県の3つの生協と協同して事業や活動をすすめ、より価値の高い生協をつくり上げていく組織※2 生協で定めた栽培基準を満たしている農産物を一目で分かるようにして、地域環境・安全性を考えた生産管理を行う生産者を応援する独自認証制度出荷です。れんこんが空気に触れず、黒く変色するのを防ぎ、品質・鮮度を保つことができます。 鍬掘りでの収穫にもこだわり、水を抜いた田んぼの表土を慎重に重機で取り除き、専用の鍬を使って少しずつ手作業で掘っていきます。わずかに地上に残った茎を見て、泥の中のどこにれんこんがあるのかを見極めるのはプロの業。途中で折れたり、傷を付けたりしないようにできるのも、鍬掘りだからこそです。 収穫のピークは寒さが増す11月から3月です。冬場は冷たく、ていねいさと我慢強さが求められる作業ですが、新鮮でおいしく安心して食べてもらえるれんこんを作り続けています。コープあいちが長年大切にしてきたこだわりの商品には、一つ一つにストーリーや思いが詰まっています。その商品にまつわる、誰かの思いに耳を傾けてみませんか。そこに込められたさまざまな思いを巡ります。 バックナンバーはこちら◀9月ごろのれんこん畑葉と茎が枯れる。茎の下にはれんこんが立派に育っている◀生産者のみなさん山三レンコンは、ご兄弟で運営。ご家族をはじめ、パートや外国人技能実習生とともに、れんこん栽培に取り組んでいる◀職員研修コープあいちの職員が圃場を訪れ、れんこんの鍬掘りを体験山田さんの鍬掘り土付レンコン(栽培自慢)300g次回予定:毎週夏はシャキシャキとみずみずしく、秋冬はほくほく、もっちりとした食感。縁起物として、おせち料理にも入る▲れんこんの圃場広大なれんこん畑。7月から8月にかけて、大きな葉と美しいハスの花が見られる安全な食べ物を作る 愛知県のれんこんの主な産地は愛西市で、中でも山田さんは、個人生産者として愛知県内で一番広い作付面積の圃場を有しています。生協とのお付き合いも今年で15年目になります。東海コープ※1のれんこんの栽培自慢認証※2では、農薬や化学肥料の使用基準を地域慣行栽培の3割減としていますが、山田さんは5割減に取り組んでいます。害虫や雑草も増えて収穫量も落ちてしまいますが、「まずは安全な食べ物を作らなくては」との思いがあるからです。3つのこだわり こだわりは、何といっても新鮮なこと。朝一番に収穫されたれんこんは、宅配では2日以内という新鮮さで届けられます。2つ目は、土付きでのいいいいいいモノコトトコロ鍬掘り土付レンコン山田さんの
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