ウィズコープ2月号 2024年 vol.308
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安全・安心使いやすさを求めて生まれたミンチ4中日本フード株式会社・愛知県春日井市JAあいち経済連・愛知県豊橋市 株式会社大里食肉センター・三重県津市File/40※JFS-B規格:一般財団法人食品安全マネジメント協会が開発・運営する食品の安全管理の取り組みを認証する規格りの豚肉を使用し、脂肪割合約20%以下と厳格な条件をクリアしたものです。 その品質とおいしさを届けるために、一つ一つのリスクに対応してきました。パラパラミンチの一番のリスクは溶けやすいことです。以前は凍結したミンチを手でほぐしていましたが、凍結からほぐしまでを機械化し、人手を介さないことで、適正品温を保ったまま包装できるようになりました。また、包装も自動化することで格段に作業効率が上がりました。他にも大型ミンチ機や搬送コンベアの導入、計量と包装との連動など、機械も都度新しいものに入れ替え商品の劣化を防いでいます。またエックス線、金属探知機で異物混入リスクを回避、安全・安心でおいしい商品を生み出せるように努力しています。コープあいちが長年大切にしてきたこだわりの商品には、一つ一つにストーリーや思いが詰まっています。その商品にまつわる、誰かの思いに耳を傾けてみませんか。そこに込められたさまざまな思いを巡ります。 バックナンバーはこちら◀ミンチフレーカー大型ミンチ機(FMG)でミンチした肉は、専用箱に入れて一晩凍結したのち、フレーカーにかけてパラパラにする(中日本フード)◀計量済みのミンチ自動計量機で計量されたミンチは、包装機と連動したコンベアで自動包装機へと流れていく(中日本フード)◀離乳食交流会(三好センター)お子さんの離乳食が始まる組合員と交流し、パラパラミンチの使い方や安全・安心をお伝えしている産直豚パラパラミンチ 500g 次回予定:毎週※200g規格もあります200g規格はチャックシールなし▲自動包装機計量済みのミンチを自動包装機に投入し、袋詰めとシール作業を自動化(中日本フード)3.2mmのメッシュでミンチした産直豚をバラ凍結。脂肪割合は約20%以下バラ凍結で便利に 元々、生協では精肉をトレーに入れて冷蔵で届けていましたが、消費期限が短く、家庭で冷凍保存する方もいました。しかし塊で凍ってしまうと解凍に時間がかかる上、使い切らなければなりません。宅配では利用しにくいという声があり、バラ凍結が始まりました。特に使いたい量だけが使えるミンチは、小分けして保存する手間もなく、チャックシール付きの袋でかさばらずに収まります。そんなところも人気で、生協の顔の一つといえる商品です。 時短で品質をそのままに 日本ハムグループの中日本フードでは、愛知県内にあるJFS-B規格※認証を受けた工場で食肉を加工しています。中でも産直豚パラパラミンチは、はぐくみ自慢認証を受けたこだわいいいいモノコトトコロいい産直豚パラパラミンチ

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