※4※ 年齢に応じたお手入れのこと国産のバラが持つ力でキレイを作るエイジングケア化粧品として誕生株式会社ナリス化粧品・大阪府大阪市File/41※ 東海コープ事業連合:コープあいちを含めた東海三県の3つの生協と協同して事業や活動をすすめる組織コープあいちが長年大切にしてきたこだわりの商品には、一つ一つにストーリーや思いが詰まっています。その商品にまつわる、誰かの思いに耳を傾けてみませんか。そこに込められたさまざまな思いを巡ります。 バックナンバーはこちら◀バラの選別・ばらし人の目で傷のない花びらだけを選別。花びらと子房を分ける◀バラエキス抽出鮮度を保つためクール便で埼玉県の原料化工場へ輸送し、バラエキスなど成分を抽出◀生産者の鎌田哲也(かまた てつや)さん夏のハウス内の作業は気温も高く大変だが、手間を惜しまず大切にバラを育てている左: フリーリアフェイスクリア 180ml右: フリーリアモイストアップローション 150ml 次回予定:いつでも注文カタログ▲バラの栽培宮城県登米(とめ)市にある専用のバラ園。10,000株以上のバラを栽培。早朝一つ一つていねいに手摘みをする植物が持つ力を化粧品づくりに生かし、日本で初めて国産の生バラを使用した化粧品植物の不思議に着目 肌にダメージを与える紫外線を浴び続けているのに、なぜ花は美しいのか。疑問を持ったナリス化粧品の研究員が、バラの花びらに高いスキンケア効果があることを発見しました。一方、生協では、自然の力を感じられ、手頃な価格で肌へのよさを実感できる化粧品が欲しいという組合員の声があり、それにバラエキスの特許を持っていたナリス化粧品が応えて開発が始まりました。しかし、バラの栽培はデリケートで、当時は加工専用の栽培の前例もなく、安定供給が難しいのが大きな課題でした。 1999年、開発には時間がかかりましたが、日本初の国産バラの化粧品フリーリアが誕生。全国の生協に先駆け、東海コープ※の組合員にテスト販売され、多くの利用で全国デビューが決まりました。花の香りを生かす技術 原料のバラは宮城県のフリーリア専用のバラ園で栽培しています。採花時期には最も香りのよい八分咲の花を毎朝手摘みし、花弁と子房(ガク)に分けるのも手作業です。香りが変化しないように、ナリス化粧品独自の低温低圧蒸留でやさしい香りをそのままに、ローズ水を抽出しています。また、近年ではバラのとげや茎からも保湿効果の高いエキスを発見。SDGsの観点からも素材を有効活用し、よりエイジングケアに適したスキンケアになりました。 フリーリアは、安全・安心で高品質なバラを育てる生産者と、技術開発に余念のないナリス化粧品、組合員の声が結びついた化粧品です。いいいいいいモノコトトコロフリーリアシリーズ
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