4文字目のキーワード麴は、鶏むね肉の塩味とやわらかさを感じやすい傾向でした。またハーブを入れることで風味が加わり、よりおいしく感じられました。▲学生のみなさんは、研究内容を学会で発表されました草木が芽吹き、新しい命が誕生する春は季節の変わり目でもあります。ビタミンA・Eをはじめとする栄養豊富なうなぎは、体のバランスを崩しがちなこの季節に活力を与える、最適な食材といわれています。9こんにちは!「やざこ」です愛知県三河一色産 うなぎ蒲焼200g(2尾)+たれ・さんしょう寄付金贈呈式ではうなぎの放流も行われているはじっこクイズ愛知県はうなぎの名産地。生産量は全国2位です※。中でも一色産のうなぎのおいしさは、矢作川の清流と、半世紀を超える養殖の歴史が支えています。養鰻専用水道で矢作川の水を取り入れ、自然に近い環境で生育させるため成長もよく、より天然に近い画期的な養殖方法です。うなぎは漁獲量が減っていますが、稚魚のシラスウナギを獲る業者を指定し、乱獲を防ぐ取り組みが行われています。自然の中で成魚になれるのは1%にも満たないのですが、養殖では死んでしまうことはほとんどありません。生協では、資源保護と持続可能な供給の継続を目的に、愛知県産のうなぎ商品1点当たり3円を愛知県養鰻漁業者協同組合に寄付し、寄付金はうなぎの放流活動などに使われています。※2022年日本養鰻漁業協同組合連合会Webサイト東海コープ商品検査センター詳しい研究内容は東海コープウェブサイトをご覧ください春にもある「土用の丑」詳しい検査内容は次回予定:4月4週1月度の検査検体数(合計581)【報告日】2024/12/21〜2025/1/20微生物561残留農薬5その他理化学検査3残留放射性物質3ヒスタミン9いずれの研究も、学生のみなさんが研究の組み立てや調理を担当し、商品検査センターの機器で、食塩やカリウムなどを測定しました。商品検査センターでは、商品案内や広報誌を通じて情報提供にも取り組んでいます。検 索東海コープ 検査センターhttps://www2.tcoop.or.jp/安全で確かな品質のコープ商品をお届けするため、科学的なデータでバックアップするのが商品検査センターの役割です。今月のテーマいつもの調理にひと工夫!「食についてもっと知りたい!」という声にお応えします。知らなかった食の知識をあなたの日々のくらしにプラス!コープを利用しているからこそ、一緒に考えてみませんか。たれ付けと炙りを3回繰り返し、4回目のたれ付けで仕上がる。たれがしっかりと焼き付き、バランスのよい味です。特製たれは2種類のしょうゆをブレンドし、うなぎ本来の味を引き出しています。自分で自分を褒めること > > ●○○○○(1文字目)検査センターだよりちょっとした工夫で減塩◎研究1 ウインナーの調理法と切り方による 食塩量の変化 ウインナーの食塩量が調理法(ゆで調理、焼き調理)と、切り方(1本そのまま、半分カット、タコ型カット)の違いで変化するかを調べました。切り方にかかわらず、焼き調理よりもゆで調理の方が食塩量が少なくなることが分かりました。◎研究2 塩麹とハーブの活用の期待 減塩を目的に、食塩量を減らして鶏むね肉を調理するとき、食塩ではなく、塩麴・ハーブを使うことでおいしく減塩できないかを、官能評価などで調べました。同じ塩分量で減塩調理しても、食塩に比べ塩食品ロスを削減しよう!◎研究3 ブロッコリーの未利用部位(茎)の特性 ブロッコリーの茎部分は廃棄されることが多く、茎を有効活用することで、食品ロスの削減につながります。今回は茎のゆで調理によるミネラル(カリウム、カルシウム)の変化を調べました。茎部分はカリウム含有量が多く、ゆで調理でも損失は少ないことが分かりました。持続可能な生産を考えるー金城学院大学の学生と共同研究ー今回は金城学院大学の学生のみなさんと一緒に研究した「家庭でできる食生活の工夫」についてお知らせします。
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