ウィズコープ6月号 2023年 vol.300
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plus精米からすべての工程を自社で行い、多段仕込みという日本酒の伝統的な酒造り工程を経て酒のもろみが完成します。うま味を残した「酢にしたときにおいしい酒のもろみ」を造ります。酢の種類酒のもろみに種酢を加えて酢酸発酵させます。発酵の主役である酢酸菌を日々観察し、少しの変化も敏感に感じ取ることが大切です。菌と対話しながら繊細な温度管理をするなど、発酵に最適な環境を整えています。主な●穀物酢/穀物(米・麦など)の使用量が40g/L以上 ●果実酢・ワインビネガー/果実の搾汁使用量が300g/L以上●調味酢(すし酢、合わせ酢など)/上記の酢を原料に、砂糖や                塩などで加工したもの内堀醸造株式会社明治9年の創業以来、伝統的な手法と独自技術で酢造りを続けています。人気商品「らくらくかんたん酢漬け酢」や「すし酢 祭ばやし」は組合員とともに開発しました。調味酢に使うだしの原料は、北海道産の利尻昆布と鹿児島県の枕崎製造のかつおの枯節。自社の工場内でその日使う分だけ蒸して削ったかつお節と、昆布からていねいに取った「一番だし」を使っています。「酢」は、「酉」(酒)から「乍」(作る)と書くように、よい酢はよい酒から造られます。内堀醸造では、伝統的な手法で酒造りをすることから酢造りを始めています。《内堀醸造の代表的な製造工程》内堀醸造では果実酢に使用する果実酒やワインのもろみも自社で造っています。内堀醸造株式会社小酒井隆允さんこ ざか い りゅうすけ2Q Q 食中毒予防に効果はある?A酢の酢酸は、サルモネラ菌などの食中毒菌の増殖を妨げる効果があります。お弁当には、少量の酢を入お弁当には、少量の酢を入れて炊いたごはんがおすすめ。米2合れて炊いたごはんがおすすめ。に対して大さじ1の酢を入れます。冷めれば酢の香りは気になりません。おかずには、ハンバーグの下味付けや、甘酢あんなど。Q Q 酢は体にいいの?A酢酸は糖分(炭水化物)と一緒に取るとエネルギー源のグリコーゲンを効率的に作り出し、疲労回復疲労回復のお手伝いをします。また、酢酸の働のお手伝いきにより肥満気味の方の内臓脂肪減肥満気味の方の内臓脂肪減少を促す効果が期待できます。毎日少を促す効果が期待食べ続けることが効果につながります。目安は1日大さじ1杯。Q Q 熱を加えると栄養はどうなる?A酢の主成分である酢酸は熱に強いの酢の主成分である酢酸は熱に強いで、煮込み調理の加熱で壊れることはありません。Q Q 最適な保存方法は?Aだしや砂糖、しょうゆを加えた調味酢は、開封後は冷蔵庫で保存し3カ月を目安に使い切りましょう。米酢・穀物酢は冷暗の常温で保存可能です。ふたをしっかり閉めて、半年を目安にご使用ください。酒造り酢造り調合・充填夏に向けて気温や湿度が高くなり、食欲が落ちてくる季節に積極的に取りたい「酢」。でも、「どんな料理に使えばいいか分からない」という声も。内堀醸造の小酒井さんから手軽な調味酢を使ったおすすめレシピ&ひと味違ったアイデアレシピをご紹介。の疑問Q&AQ&AQ&Aでで酢酢酢酢造りは酒酒造りからお酢お酢お酢おいしさアップおいしさアップおいしさアップ

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