ウィズコープ7月号 2022年 vol.289
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組合員数52.9万人1年間で1万70人増えました1年間で8000万円減少しました出資金96億円予算比 105.7%総事業高654億円前年比 97.7%前年比 107.4%予算比 236.1%経常剰余金14.6億円剰余金処分額2021年度のコープあいち (2022年3月20日現在)剰余金処分について法定準備金…5億円 定款で定めている積立金❶出資配当金…3000万円 出資額に応じて行われる組合員への割戻し❷任意積立金…37億円経営危機対応積立金事業環境政策推進積立金まなび支援積立金❸9386万円 翌事業年度に繰り越す剰余金次期繰越剰余金ご自身の出資配当金は、コープ宅配を利用の方は6月度の利用明細書でご確認ください。店舗やモーニングコープなどを利用の方はハガキにてお知らせします。⦆2021年度出資金配当率は0.3%に決まりました 総代会でご報告した通り、第11回通常総代会での役員選任議案の誤りについて、あらためてお詫びします。再発防止に向けて、定款・規約に基づいた運営の徹底と、役員選任にかかわる手続き上の対策の実施、組織全体の内部統制の強化に取り組んでいきます。 今回の通常総代会に向けては、3月にリモート開催を含め35カ所で総代会議を、4、5月にリモート開催を含め36カ所で議案検討会を行いました。参加できなかった総代のみなさんには、アンケートや電話、メールで意見をいただき、総代会議案書に反映しました。 新型コロナウイルス感染症は、いまだ終息が見通せない状況です。2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻は、平和と核兵器廃絶を願い続ける生協にとって衝撃的な出来事でした。ロシアへは抗議声明を出し、ウクライナへのユニセフ緊急募金を呼び掛けました。多くの組合員の賛同をいただき3300万円を超える募金となりました。協力いただいたみなさんにあらためて感謝します。 22年度は、物価の高騰などくらしの厳しさが増すものと思われます。また、地球温暖化は、自然災害の多発や資源の枯渇など、人類の生存そのものを脅かす問題として深刻化しています。コープあいちは、くらしを守る協同組合として「一人は万人のために、万人は一人のために」「平和とよりよい生活のために」をスローガンに、組合員、生産者・メーカーと一緒に事業と活動をすすめていきます。第13回通常総代会にあたって2022年6月13日 理事長 森 政広もり   まさ ひろ 世界中でパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスも少しずつ落ち着きはじめ、社会に活気が戻りつつあります。私たちは、この新型コロナウイルス感染拡大が始まる前も、起きてからも、たすけあいの精神でお互いに励まし合いながら、支え合い、事業と活動に取り組んできました。 2月に始まったロシアによるウクライナ軍事侵攻では、多くの罪なき市民が犠牲になっています。コープあいちは、この蛮行に抗議し、武力行為の即時中止と平和的解決を求める声明文を発信しました。また、ユニセフを通した支援では、たくさんの組合員から3300万円を超える温かい募金が集まりました。 私たちは、こうしたくらしのさまざまな不安に対して、一人では解決できないことも、助け合い、協同することで解決の道に向かってすすんでいくことを知っています。さまざまな苦難を共に生きている一人ひとりが手を取り合い、つながることで明日への希望が膨らみます。 日常の消費行動も、誰かのためを考えるSDGsの視点が広がりをみせています。小さくても、できることを少しずつ積み重ねることで未来は大きく変わっていきます。 私たちは、一人ひとりが協同組合の主人公として、コープあいちや地域のさまざまな場で楽しい体験や感動を分かち合い、その中で培ってきた知恵や経験を次世代に継承していきます。これからも手と手を取り合い、持続可能な広がりのある事業と活動を共にすすめ、みんなで未来を創っていきましょう。 平和とよりよい生活のために2022年6月13日生活協同組合コープあいち 第13回通常総代会理事長あいさつ通常総代会 アピール第13回2022年6月13日(月)、コープあいち第13回通常総代会をウインクあいちにて開催しました。⦆新型コロナウイルスの感染拡大防止に留意し、規模を縮小の上で開催しました。2021年度活動のまとめと事業報告・決算の承認、2022年度活動方針と予算および事業計画などを決定しました。⦆第13回2

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