ウィズコープ9月号 2023年 vol.303
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大人気の秘密はこだわりから日清食品と生協と組合員が作り出す  コープヌードルしょうゆ次回予定:毎週▲関西工場「NASA室※1」工場内に700台の品質管理カメラを設置。「NASA室」と呼ばれる自動監視管理室では、工場内すべての情報を画面上で一元管理している※1 Nissin Automated Surveillance Administration室※2 RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)が持続可能なパーム油の生産と利用を促進することを目的とした製品であることを示したものコープあいちが長年大切にしてきたこだわりの商品には、一つひとつにストーリーや思いが詰まっています。その商品にまつわる、誰かの思いに耳を傾けてみませんか。そこに込められたさまざまな思いを巡ります。 バックナンバーはこちら◀日清食品関西工場世界最高水準の品質管理システムを構築◀「コープサステナブル」マーク環境に配慮した主原料を使った商品に添付。コープヌードルはRSPO認証※2を取得している◀レッドカップキャンペーン対象となる商品1点購入につき1円を国連WFPに寄付。支援先の子どもたちに学校給食を届けるために使われる日清食品株式会社・東京都新宿区File/351971年に誕生した日清食品のカップ麺の味を、「組合員にも」と生まれたカップ麺。コープオリジナル仕様4生協らしさにこだわる生協らしさにこだわる 大ヒット商品の日清食品のカップ麺。生協でも「組合員の声を取り入れたカップ麺を作ってほしい」という要望が持ち上がり、日清食品と生協で共同開発して誕生したのがコープヌードルです。 一番の特徴は添加物「かん水」を使用していないこと。生協には添加物はできるだけ少なくという考えがあります。かん水を使わず麺の弾力と歯触りのよさを出すのは大変難しく苦労しましたが、日清食品の技術で克服し、コシとつるみのある麺を作り出しました。1994年、第1号のしょうゆ味が発売されると「麺がしこしこしておいしい」「あっさりと奥深い味わいで飽きがこない」「お手頃価格でうれしい」と瞬く間に人気が出ました。コープヌードルは日清食品の中でもメガブランドに成長しています。声から生まれる新商品声から生まれる新商品 その後シーフードやカレーと次々に種類が増え、2014年からは毎年新しい商品が登場しています。もちろんそれには組合員の声が欠かせません。その声を生かすために、他の商品より長い時間をかけて開発していきます。コープヌードルは「組合員」「全国の生協」「日清食品」の3者が協力して育ててきた、生協限定のカップ麺です。 カップの材質もプラスチックから紙になりました。より気密性が高い5層構造で、外気や湿気から守ると同時に移り香もしにくくなっています。またパーム油を、麺を揚げる油に使用しています。コープヌードルは食の楽しさに加え環境にも配慮した商品なのです。いいいいいいモノコトトコロコープヌードル

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