ウィズコープ11月号 2024年 vol.317
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4旧新離乳食作りを応援ママ・パパのために開発株式会社ナカシン冷食・鹿児島県いちき串木野市File/47小さくしています。カラフルな色は直観的に4色の栄養素と捉えてもらい、不足している栄養が補えます。手のかかるうらごしは、細かくすりつぶした素材を混合した後に、人の手で行っています。 もちろん安全面も重視し、毎日行われる自社検査室での微生物検査の他、年1回の味覚テストに合格した検食員が、すべての製造ロットで味や香りに問題がないかを検査しています。また、組合員からの「フィルムが剥がしにくい」「トレイから取り出しにくい」との声を受け、材質や形状を改良するなど、利用のしやすさも大切にしています。 バランスキューブは素材そのもののおいしさを味わえるように、調味料を入れていません※。家庭で調味してわが家の味を伝え、食卓が笑顔であふれることが、ナカシン冷食の一番の望みです。※ 緑のキューブのみ原料のコーンクリームに微量の塩分を含むコープあいちが長年大切にしてきたこだわりの商品には、一つ一つにストーリーや思いが詰まっています。その商品にまつわる、誰かの思いに耳を傾けてみませんか。そこに込められたさまざまな思いを巡ります。 バックナンバーはこちら◀うらごし用メッシュ穴の大きさは2mm。とうもろこしは薄皮が残りやすいので、素材の段階でも、人が手間を掛けてうらごしをする◀トレイのリニューアル組合員の声に応え、トレイの形状を変更し、取り出しやすく改良◀離乳食交流会(守山センター)「便利とうふ」とコラボレーションして、離乳食の紹介や試食を実施上:バランスキューブ(黄・緑)下:バランスキューブ(赤・白)どちらも 140g(12粒)×2種〈いつでも注文カタログ〉▲充填バランスキューブのトレイは、この商品を作るため、独自に開発複数の野菜を中心にバランスよく組み合わせ、食べやすいよう、まろやかな口当たりに仕上げた、約2cm角のキューブ状の野菜ペースト「離乳食作りは大変」の実感から 離乳食の強い味方「バランスキューブ」の開発は、栄養士から「離乳食補助食品」として、冷凍キューブの作り方を紹介してもらったことがきっかけでした。離乳食作りの大変さを実感していた現在の代表取締役は、その便利さに感動し商品化を決意しました。売り上げは棚上げしての商品開発でしたが、小さな子どもにバランスよく栄養を摂ってほしいとの願いを込めて、2001年に誕生しました。当初はいろいろな生協に提案しましたが、なかなか理解がすすみませんでした。しかし、開発への思いがやがて伝わり、取り扱いが始まりました。楽しい食卓を願って キューブの大きさは、子どもの食欲に合わせて調整できるように一粒をいいいいモノコトトコロいいバランスキューブ

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