株式会社クレスト・愛知県小牧市
株式会社デイリーファーム・愛知県常滑市
JAあいち経済連・愛知県豊橋市
たまごは最も身近な食材の一つ。
組合員は創立当初から安全・安心なものを求め、生産者のみなさんとは長いお付き合いになります。
生協たまごの安全・安心は、まずは鶏に与える飼料です。遺伝子組換え作物の安全性に不安を感じた組合員の、「安心して食べられるたまごが欲しい」という声に応えて、配合飼料の主原料であるとうもろこし、脱脂大豆を遺伝子組み換え混入防止管理済み※1の穀物にしました。このような穀物は生産者も少なく大変貴重です。入手困難なため当然価格も高いのですが、これがはぐくみ自慢※2の認証の一つです。また成長に合わせた飼育と衛生管理で病気を防ぎ、サルモネラ菌への対策としてすべての鶏にワクチンを接種しています。
※1遺伝子組換えの混入を防ぐために生産、流通、製造加工の各段階において遺伝子組換えのものと分けて管理されているという意味。
※2生産方法や衛生管理環境対策など、東海コープ事業連合独自の「品質指針」をクリアした「自慢の取り組み」を形にしたもの。
生協たまごは、生産地・包装者・包装日が明確であることも特徴です。なにより生産者の顔が見えるということは、組合員との信頼関係を大切にしている証です。試食会や交流会では、おいしさや生産方法、生産者の思いを伝えてきました。「価格が高い」と言われることもありますが、価格には生産者の努力と苦労が入っています。生産者のみなさんは交流会で組合員から掛けられる「おいしさを知りました」「話を聞いて安心して食べられます」という声が励みになり、活力となっています。「体をつくる食べ物は、よいものを食べてほしい。大変であろうと生産者としてやるべきだ」という思いで、日々たまごを生産しています。
◂洗卵
集めたたまごはGPセンター※3でその日のうちに包装する。洗浄殺菌、紫外線殺菌など、さまざまな検査を行い、重量の計量、パッキングへとすむ。
◂徹底した検査
パッキングの工程の間に何度も機械と目で検査し、パック後も目視でたまご全体を確認する。
◂組合員との交流会
センターで開催された離乳食交流会(2014年)
食べる物を作る上で、作る人と食べる人の信頼関係はとても大切だと思っています。生協のよさは、その作る人(生産者)が分かること。誰が、どこで、どのように作っているかがしっかり分かります。人の体は食べ物でできています。毎日食べる物は中身をよく知って、選んで食べてほしい。そのためには、私たち生産者の、品質はもちろん、1個のたまごができるまで全ての中身を知ってもらう努力が必要です。このコロナ禍で、組合員のみなさんと会えなくなりましたが、今はいつでも交流会が行えるように準備をしています。いろいろな形で「生協たまご」を伝えていかなければいけないと思っています。
安全なたまご作りは、健康な鶏を育てることから始まります。しかしそれはとても大変なことで、お金も時間もかかります。30年前、思うようにいかない私たちに、組合員のみなさんが「私たちが支えるからがんばって」と言ってくれました。その後も、苦しいときはその言葉を思い出し、おいしさと安心を合わせ持った商品につながりました。たまご作りも日々のくらしも、「あたりまえのことをていねいに行うことが大切」だと考えています。そんなくらしを応援することが使命だと思っています。交流会がなく、みなさんに会えない今、交流会で作って きたレシピをSNSに動画でアップしています。
ココアや抹茶の粉をまぶせば、大人のおやつにも!
一般的には、羽が褐色だと赤玉を、白色だと白玉を産みます。
飼料が同じであれば、栄養価に違いはありません。
卵白の中で卵黄が安定するように支えています。「シアル酸」という免疫力向上効果などを持った成分が含まれるので、取り除かず食べるほうがよいのです。
今回、お話をうかがった、クレストの山田さんと岡田さん、デイリーファームの市田さんと横田さん、どなたも「生協たまご」のお話を大変熱く語ってくださいました。「安全・安心」でおいしいたまごを作ることは、本当に大変な苦労だったのだと感じました。
しかし、その大変さを乗り越える力は、組合員の「安心して食べられるたまごが欲しい」という願いに応えよう、「安全なたまごを作る」というミッションを果たそうという、強い思いだったそうです。
生き物は食べる物により体を作ります。鶏も同様で、たまごはこの鶏から生み出されるものゆえに、親鶏が毎日食べる餌は大変重要です。鶏の餌はとうもろこしと大豆が主原料で、それらは全て輸入されており、多くがGMO(Genetically
Modified Organisms 遺伝子組み換え)です。「生協たまご」は、遺伝子組み換え混入防止管理済みの餌で育てられた鶏のたまごなのです。
「毎日食べるたまごを安全に、安心して食べてもらいたい」そんな生産者のみなさんの思いが詰まった「生協たまご」をぜひご賞味ください。
デイリーファーム流のたまごかけごはん(TKG)を教えてもらいました。熱々のごはんに、しょうゆを少しかけ、そこにたまごを割って少しずつ黄身を崩しながら食べます。そうすることで、濃厚な黄身がしょうゆ味のごはんを包み込み、口の中いっぱいにたまごのおいしさが広がります!
コープあいちの離乳食動画では、クレストの山田さんが「たまごボーロ」を、デイリーファームの横田さんが「プリンとシガレットクッキー」の作り方を教えてくれています。
デイリーファーム(株)はカフェやレストランも併設しています。たまごを使ったスイーツが大人気!
ウィズコープ2月号vol.272 ~いいモノ いいコト いいトコロ~