株式会社ナリス化粧品・大阪府大阪市
肌にダメージを与える紫外線を浴び続けているのに、なぜ花は美しいのか。疑問を持ったナリス化粧品の研究員が、バラの花びらに高いスキンケア効果があることを発見しました。一方、生協では、自然の力を感じられ、手頃な価格で肌へのよさを実感できる化粧品が欲しいという組合員の声があり、それにバラエキスの特許を持っていたナリス化粧品が応えて開発が始まりました。しかし、バラの栽培はデリケートで、当時は加工専用の栽培の前例もなく、安定供給が難しいのが大きな課題でした。
1999年、開発には時間がかかりましたが、日本初の国産バラの化粧品フリーリアが誕生。全国の生協に先駆け、東海コープ※2の組合員にテスト販売され、多くの利用で全国デビューが決まりました。
原料のバラは宮城県のフリーリア専用のバラ園で栽培しています。採花時期には最も香りのよい八分咲の花を毎朝手摘みし、花弁と子房(ガク)に分けるのも手作業です。香りが変化しないように、ナリス化粧品独自の低温低圧蒸留でやさしい香りをそのままに、ローズ水を抽出しています。また、近年ではバラのとげや茎からも保湿効果の高いエキスを発見。SDGsの観点からも素材を有効活用し、よりエイジングケアに適したスキンケアになりました。
フリーリアは、安全・安心で高品質なバラを育てる生産者と、技術開発に余念のないナリス化粧品、組合員の声が結びついた化粧品です。
◂バラの選別・ばらし
人の目で傷のない花びらだけを選別。
花びらと子房を分ける
◂バラエキス抽出
鮮度を保つためクール便で埼玉県の原料化工場へ輸送し、バラエキスなど成分を抽出
◂生産者の鎌田哲也(かまたてつや)さん
夏のハウス内の作業は気温も高く大変だが、手間を惜しまず大切にバラを育てている
バラの花はデリケートなので、傷つけないようにすべて手摘みです。花びらと子房を分けるのも手作業で行っています。真夏は栽培ハウス内の温度が50℃近くまで上がることもあるため、汗だくでの作業になります。また、直接肌につけるものなので、安全面には特に気を配って栽培しています。UVBライトを照射してバラの免疫力を向上させ病気を抑えたり、農薬は野菜と同じものを使って採花後に散布するよう徹底し、安心かつ高品質なバラを出荷できるように日々手をかけています。
無ければ生きていけない食品に比べ、化粧品は命にかかわるものではありません。しかし、きれいになることで気持ちも明るくなり、外に出たり、人に会う勇気を持てたりする方がたくさんいます。「きれいになること」は年齢・性別を問わずうれしいこと。化粧品には付加価値があります。フリーリアを通して、みなさんの生活に、キラキラ、わくわくしたときめきをお届けできたらと思っています。
肌の生まれ変わりにより、剥がれ落ちるべき角質が残ってしまったものです。加齢や紫外線・乾燥などの影響により、分厚くなりやすく、毎日洗顔していても落としきれません。
では、なぜ古い角質がたまるのでしょう?
それは、年齢と共に新陳代謝が遅くなってしまうから。新陳代謝とは、肌の生まれ変わるサイクルのこと。新しく生まれた細胞は形を変えながら、最後はアカとなって剥がれ落ちていきます。
若く健康な肌の理想的な新陳代謝のサイクルは、28日周期。肌は年齢と共にどんどん代謝が遅くなり、角質は厚くなってしまいます。だから、角質ケアが必要なのです!
加齢による新陳代謝のサイクルの目安を掲載することができます。
年齢×1.5 (例:60歳×1.5=90日)
あなたの肌の生まれ変わりサイクルは、何日でしたか?
1.古い角質を柔らかく浮かせて取り除きます
だから
2.うるおい導入成分配合で、後に使う化粧品を引き込む
だから
フェイスクリアを使うと、ローションだけのときよりも、
無香料と無臭は違います。無香料とは、香料を使用していないということです。フリーリアは、国産バラの花びらから抽出したローズ水を使用しているため、ふんわりとやさしい香りがします。原料である国産バラの香りが製品に生かされているのです。
フェイスクリアは、古くなった角質を柔らかく浮かせて取り除くものです。コットンに取り、やさしい力で滑らせるようにふきとるだけで不要な角質を取り除けるので、摩擦で肌を傷めることはありません。使用量(4プッシュ)を守り「やさしくふきとる」ようにしましょう。
朝・晩の洗顔後にお使いください。
古い角質だけを浮かせて取り除くので、肌にやさしく使えますし、その後に使う化粧水や乳液などの浸透※がぐんとよくなります。朝は洗顔代わりとしてもお使いいただけます。
※角質層まで
ポロポロ取れるタイプの角質ケアは、週1〜2回使用のスペシャルなケアです。フェイスクリアは、その日にアカとなってはがれ落ちないといけない分だけを取り除く毎日のケアとしてお使いいただくものです。
【資料提供:株式会社ナリス化粧品】
組合員、生産者・メーカー、生協と、産地工場見学や学習会で多くの交流をしてきました。
その中から最適な原料がバラだったんです。
みなさんに愛されてフリーリアは2024年9月で25周年。25周年を記念して限定デザインの商品を開発中!
投票総数9,282票で選ばれたのはこのデザイン。9月に発売予定です。
お楽しみに!▶︎
フリーリアの「フリー」は、パラベン・香料を使用していないということ。
肌にとって必要なもの以外はなるべく入れないことで、できるだけ多くの方に安心して使っていただきたいとういう願いが込められています。
フリーリアの「リア」は、スペイン語で「結びつき」という意味です。
フリーリアでさまざまな結びつきの輪が広がりますように、という願いが込められています。
原料となるバラは、宮城県登米(とめ)市にある化粧品専用のバラ園で大切に育てられています。全部で10,000株以上のバラが栽培されています。バラ園で一番古い株は、約20年。今でも現役で花を咲かせているそうですよ。
コロナ禍前は、コープあいちの組合員が産地見学に訪れていました。2011年の東日本大震災の際には、工場見学に訪れた組合員から、バラ園を心配するお問い合わせや励ましの手紙が送られてきて、生産者・メーカーのみなさんはとてもうれしかったそうです。これからも、みなさんとの交流を楽しみにされています♪