いいモノ いいコト いいトコロ

ものを大切にする心丸富製紙株式会社

古紙を取り巻く環境

 コロナ禍では、家にいる時間が多くなり、トイレットペーパーの使用、交換の頻度が高くなりました。また、外出が制限され、買い物に行く回数が減ったことから、巻きの長いトイレットペーパーが好まれました。その後、市販でも2～3倍巻きが一般的となってきています。
 最近はペーパーレスで上質な古紙の入手や、牛乳離れやペットボトルの普及で、紙パックの回収が困難になっていて、どう古紙を確保するかが課題です。牛乳パックのリサイクルは一般的にはなってきましたが、まだまだ捨てられることが多く、40%弱の回収率です。みなさんのリサイクルの意識が高まると、古紙が集まります。「再生紙は貴重な資源」と思っていただきたいです。

安心と信頼の証

 トイレットペーパーの袋の裏面を見ていただきたいです。一般的には長さや幅の記載がされていればOK。しかし、コープの商品は紙の厚さを表す坪量（g/㎡）まで記載しています。ここまで商品情報の開示をしている商品はなく、使う人の安心感につながります。
 組合員のみなさんは、いったん気に入った商品をずっと愛して使ってくださいます。品質に対する思いも強く、また「生協の商品だから安心」という方も多いので、上質、かつ信頼されるものを作らなければと思っています。「みなさんの気持ちを裏切るわけにはいかない」と日々商品に向き合っています。

※（株）ダイコクは、一般家庭で利用される紙製品を中心に扱う総合商社