【開催報告】 第9回ダイバーシティ推進の実践交流会が行われました 10月18日(土)
コープ宅配、店舗、福祉の各分野と特例子会社ハートコープあいちの障がい者雇用で就労する職員を対象に、10月18日(土)「第9回 ダイバーシティ推進の実践交流会」が行われました。
この交流会は、日々努力や工夫していることについて、実践事例を通じてお互い学び、自らの仕事を生かすことを目的に開催され、5事業所と特例子会社から6人の職員とご家族、行政機関など幅広く26人の方が参加しました。

箕浦統括専務のあいさつの後、6つの代表事業所より、職場長と共に職員の活動内容の詳細を紹介しました。
障がい者と共に働く職員メンバーとのかかわりや、仕事の様子、日々どのような思いを持って働いているかなど報告をしました。
〈職員の活動紹介:5事業所・特例子会社〉
●【コープ宅配】小牧センター
●【店舗】コープ日進店、コープ岡崎、コープ小幡
●【福祉】小規模多機能 豊橋西
● 特定子会社ハートコープあいち


コープ宅配では「センターニュースを印刷し商品カタログへ入れ込み」・「宅配トラックの帰着後のフォロー」の紹介、店舗では「納品された商品の品出し、前出し」・「賞味期限のチェック、店舗内のクリンネス」・「鮮魚での骨抜き作業や三枚おろし、鮮魚加工室の清掃」、ハートコープあいちでは「リサイクル品の分別、事業拡大に向けた実験的な取り組み」など、さまざまな実践事例を聞いてお互いに学びました。
〈ご来賓代表あいさつ:2人〉
「特別支援学校で学んだことを生かし、コープあいちのさまざまな部署で、細かいところまで目が行き届いている業務内容の報告を聞き、大変うれしく温かい気持ちになりました。卒業後のみなさんの活躍姿を見ることは、とてもうれしいです。本人の努力もありますが、近くにいる人の温かい支援や、得意なことを仕事の業務の中に位置づけていることを、周りで褒めてもらえることでがんばれるのだと実感をしています。部署と親御さんとのコミュニケーション=連携も素晴らしいと感じました。コープあいちの理念やダイバーシティを推進されていることがいろいろなところで理解ができました。今持っている笑顔と元気を大切に末永くがんばって続けてください」とお言葉をいただきました。
・2015年度1.97%だった障がい者雇用率は、4.25%(2025年現在)で、法定雇用率(2.6%)を大きく上回っています。障がいのある職員は60人、35の職場で働いています。(※行政報告の数字で、子会社ハートコープあいちを含めます)
〈コープあいちのダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)〉
最後に、コープあいちのダイバーシティ推進の取り組みを紹介をしました。
2025年度は4つの課題を通じて、多様性を受け入れ持続可能な組織づくりをめざしています。
1.女性職員の活躍推進/2.障がい者の活躍・定着/3.組織の高齢化対応/4.LGBTQ+の受容 外国人雇用
多様性を大切にする職場づくり

コープあいちは、協同組合の理念を大切に、多様な職員がお互いの価値を尊重し合い、いきいきと共に働くことのできる職場づくりをめざしていきます。